BlueBlueの吉澤です。
今回はSPJ(スローピッチジャーク)でキハダを狙ったジギングのお話しです。
初めて跳ねているキハダを見たのは2008年の夏。
東京湾口でシイラ釣りをしていた時に偶然出会ってしまったのが事の始まりです。
それからチャレンジするも、まともなキハダを釣る事なく色んな釣りをやって過ごし、自分の経験値を上げつつ、気づけばBlueBlue設立して早6年。
イマイチでかいキハダに縁がなく過ごしていた私にチャンス到来!
前回の沖縄本島に引き続きSOMの大塚社長にお誘いを受けて久米島のパヤオゲームに出かけて来ました。
前回の沖縄本島釣行の様子
http://www.fimosw.com/u/blueblue/tmm3jxrxutum8b
1日目は夕方前に久米島入り。
釣りは2日目の1日と3日目のお昼過ぎまでの1日半。
2泊3日のプランです。
釣行1日目
ポイント久米島パヤオ
番号?失念しました。
西本さん
大塚さんのファイトを見守る。 ×何度も!
船中に良いサイズのキハダが上がっていきます。
ちなみに今回同行のバスメイトの徳永さん、西本さん、大塚さんは私と同じ東海大学海洋学部出身です。
まずは先輩方の背中を見て勉強している状態です。
ヒットの傾向をみると、小型シルエットのジグ良くあたっている?
ということで、Conifer(コニファー)をチェンジし、SpinBit(スピンビット)180gを投入。
そして水深180mで待望のヒット!!
ん??
このブルブルする引きは。。。。
カツオ。
今日は君がメインではないのだよ!
続きまして~
メバチ!
んーー。。。
西本さんが釣ったキハダが吐き出したのは小魚。
みんな良く釣ります。
夕マヅメの時合い。
今釣らなかったらいつ釣るんだ!
っというタイミング到来です。
ジグをスピンビットからコニファーに戻して水深160m前後を誘っていくと。。。。
ドンっ!!!!
乗り切れていなかった私にもようやく1本。
それでも、かわいいサイズ。
Conifer190g マットブラックゼブラグロー(秋発売の新色)
コニファーが合っていたのか、時合いの魚だったのか。。。
とりあえずこの魚を釣って釣行1日目終了。
沖かき氷美味し!
少し肩の力を抜いて次の日へ。
釣行2日目
前日を振り返りながら釣りを再度組み立て直します。
初日の最後の1本はコニファーでキャッチ。
ジグをスライドさせた方がいいのか?
ストーンッっと落とした方がいいのか?
シルエットは長い方がいいのか?
短い方がいいのか?
いまいち答えが見つからず、初日にやっていなかったコニファーを弾くように動かしながらフォールの間(ま)を作る釣りからスタート。
1流し目。
なんだろう。。。
なんか無い。
今日はこの釣りでは無いと本能的に察知。
使っていたタックルを3パワーのモデルからBlackKnuckle FC630にチェンジ。
ジグもスピンビットの180gに変更。
タックルを組み替えて2流し目
ジグを弾くように動かす釣りではなく、ストーンッっと落として行く中にサミングでアクションを入れていく釣りに変えました。
すると水深120mでスピンビットのフォールがストップ!?
こ、これは。。。。。
フォーリンラブ!!!
フォールバイトです!
そこから魚は一気に上方向へダッシュ!!
食い上げというヤツです。
速い!!!
速い!!!!!!
ヤバイ。
合わせないといけないのに。。
巻きがまったくもって追いつかない!
凄いスプリンターだ。。。
で、シャカシャカ巻く事60m程。
ようやく追いつきファイト開始!!!
やっと追いついたよ~ とか言ってたら。
今度は100m以上横方向へダッシュ!!
?????
なんだこの魚。。。
先輩方曰くデカイのでは?っとの事。
私、いまいちよく判らずWヒットしたバスメイトの徳永さんのラインと祭らないよう寄せたり出したりを1時間半していました。
途中200m程糸が出た時は心細くもなりました。
心がげたのは体力を一度に使い切らないこと。
リラックス、リラックス。
食事をとりながら(笑)
この時はまだ余裕がありました。
死闘へ突入したのはこのあとでした。
1時間半を越えると摩耗や金属疲労、締め切れ等でノット、フック、リングのどこかが破損するリスクが高くなってくるとのこと。
時間を掛けてもなにも起こらずラインが切れるだけの運命が待っているのならばやれるだけやってみよう。
ということで、ドラグを入れて勝負に出ました。
すると、どうにか糸を巻き取る量が増えてきたのです。
渾身のファイト。
最初の1時間半は遊んでいただけだったのかと思うよう体全身を使った戦いです。
暑い。
汗は止まらないし、飲み物も飲ませてもらったりと給水はしているのだがだんだんと体が言う事を効かなくなってきました。
熱中症というよりは完全に疲労がたまってきた感じで、途中、途中夢中なのか無意識なのか、覚えていない時間もあり。。。
魚釣りを初めて30年弱。
初めてファイト中に魚に向かって叫びました。
『止まれ!!この野郎!!○▼※△☆▲※◎★●』
※言葉が汚かったので自主規制
魚との引っ張りっこでここまでヒーヒー言ったのは初めてです。
バラしたくない。
でも、竿を保持するのもいっぱい、いっぱい。
糸が切れたら体は楽になる?
違う、魚を捕るんだ!
体がキツイ。。
色んな感情が入り乱れました。
でも、魚もきっとツライはず。
あと、少し。
ファイト開始から2時間半以上経過。
見えた!!!
https://www.youtube.com/watch?v=uV8MrTvTwzU
魚はもうすぐそこ。
毎日魚を見ている船長曰く45kgはあるとの事。
でも、モリを打つならもっと手堅い距離に寄せたい。
焦るな。。。
もう一回魚を回そう。
焦るな。。。
船に魚が入るまで気を緩めちゃいけない。
そう思った矢先。
スッ。。。。
え。。。。。。。。。。。。。。!?
痛恨のフックアウト。。。。
叫びました。
そして2時間半以上竿を置いてフォローしてくれたみんなにあやまりました。
不甲斐ない。
自分自身の技術、体力、道具立てすべてが一歩足りていなかった。
心技体。
まだまだです。
そんな私をあざ笑うかのように先輩はカッコイイ背中を見せてくれました。
西本さん9分で37kgのキハダをキャッチ。
勝負の掛け方、魚の回し方。
その前に自分が魚を寄せて来た中での感じていた疑問点。
看取り稽古させていただきました。
デカイのは上げられませんでしたが、経験値はあがったかと思います。
チーム東海大学海洋学部、これからも精進していきます。
BlueBlue 吉澤
ロッド:BlueBlue Black Knuckle FineControl630
リール:STUDIO OceanMark BLUE HEAVEN L50Pw/L PSG
ライン:YGKロンフォート オッズポート3号
リーダー:YGKアブソーバーアンフィニ スリム&ストロング12号
ルアー:BlueBlue Conifer190g SpinBit180g
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