こんにちは。
BlueBlue吉澤です。
先に村岡のログにて報告がありましたが、先週は長崎県平戸市にてシーライドロングの開発テストを行って来ましたので報告します。
シーライドロングの開発をスタートしたのはシーライドVをリリースするよりももっと前なので去年の秋ぐらいの事。
中々作れない時間と試行錯誤から形になり出したのが今年に入ってからです。
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九州でもテストするもののメインステージは外房。
最終的に量産のGo!を出すのはここの船で釣ってからと決めてます。
開発の動機は“シーライドのロングバージョンが欲しかった”ではありません。
昨年、館山へ引っ越したのを機に外房へ通う回数が増しました。
そして外房で釣りをしていくうちに外房の船独特の攻略法が自分の知っているジグ、自分の世界では“足りない”ということを気づかせてくれました。
それは何か?
私が思う外房ジギングの大きな特徴は下記の通りです。
①両舷にお客を乗せて左右交互にドテラ流しをしていくこと。
②水深15mくらいの浅い根回りをキャスト横引き(ベベルジャーク)で攻略していくこと。
もちろん船を立てて垂直方向に攻略することもありますが、外房らしい船の流し方はシャローの両舷ドテラ流しと考えています。
この船の流し方で有効なテクニックの1つは前に紹介したドテライディングとなりますが、ドテラ流しでシーライドを使う場合フォールスピードの関係上どうしても片舷だけ(投入したジグが船から離れていく風表の流し)の釣りになりがちです。
この釣りをやっていくうちに欲しいアイテムのイメージが固まって来ました。
欲しいアイテムの要点を書き出してみます。
①風の裏表で使えるようどうにかもっと早くジグを落としたい。
②シーライドのように横向きの姿勢を長く維持したい。
③ボトムから斜め上方向に浮き上がってくる際にショートジャークで水中ドックウォークをするように首を左右に振ってダートさせたい。
④ここ一番のシャクリではしっかりとキレのあるダートさせたい。
⑤ジャークとジャークの間は細かいロールをしながらフォールをさせたい。
イメージは横引きでボトムからシンペンやミノーをジャークしながら浮き上がらせてくるようなイメージ。
そんなイメージを形にしようと試行錯誤。
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支点をいじってみたり。ヘッドを細くしてみたり。
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館山港が近いのである程度形が出来たらここで試行錯誤。
そんなこんなを続けるうちに結果として“シーライドのロングバージョン”となり、あるバランスが取れた瞬間、劇的に理想の動きに近付きました。
さぁこの理想に近い動きがどこまで魚に好かれるのか?
これをザッと試すため魚の多いと思われる九州は長崎県平戸でのテストに至ったのが今回の遠征の経緯です。
さて、実釣です。
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今回お世話になったのは去年と同じ一栄丸さん。
1日目は時化模様でしたが船長にどうにかお願いと頼み込んで午後出船。
(船長ありがとうございました。)
まずはジグのテスト前に。。。
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『おかしい?動かし方のコツがこうで。。。』 っと言いながらも村岡のキャスト3連発。
お次は魚礁回りのジギングタイム。
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今回は特別に同行してくれた片山課長がいきなり魅せる。
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ジギングではトロフィーサイズの14Kg
シーライドロングはフォールスピードもしっかり出ていてボトムの攻略も思っていた以上にストレスフリー。
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狙って根魚を出すことも出来る。
テスターさんにもしっかりと使ってもらいました。
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長崎のテスターゆうすけくんも使いやすいとの事でヤズGET。
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私も一応、ヤズGET。
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村岡はヒラマサ。
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片山課長も綺麗なジャーキングでヒラマサ。
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ゆうすけくんもシーライドロングでヒラマサ。
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上物も底物もしっかりと口を使ってくれており、水深80mまでの状況では垂直方向の動きも思ってた以上に出ていたので使いやすさも充分に保持できていると思われます。
これで1日目は終わり。
2日目に続きます。
BlueBlue吉澤です。
先に村岡のログにて報告がありましたが、先週は長崎県平戸市にてシーライドロングの開発テストを行って来ましたので報告します。
シーライドロングの開発をスタートしたのはシーライドVをリリースするよりももっと前なので去年の秋ぐらいの事。
中々作れない時間と試行錯誤から形になり出したのが今年に入ってからです。

九州でもテストするもののメインステージは外房。
最終的に量産のGo!を出すのはここの船で釣ってからと決めてます。
開発の動機は“シーライドのロングバージョンが欲しかった”ではありません。
昨年、館山へ引っ越したのを機に外房へ通う回数が増しました。
そして外房で釣りをしていくうちに外房の船独特の攻略法が自分の知っているジグ、自分の世界では“足りない”ということを気づかせてくれました。
それは何か?
私が思う外房ジギングの大きな特徴は下記の通りです。
①両舷にお客を乗せて左右交互にドテラ流しをしていくこと。
②水深15mくらいの浅い根回りをキャスト横引き(ベベルジャーク)で攻略していくこと。
もちろん船を立てて垂直方向に攻略することもありますが、外房らしい船の流し方はシャローの両舷ドテラ流しと考えています。
この船の流し方で有効なテクニックの1つは前に紹介したドテライディングとなりますが、ドテラ流しでシーライドを使う場合フォールスピードの関係上どうしても片舷だけ(投入したジグが船から離れていく風表の流し)の釣りになりがちです。
この釣りをやっていくうちに欲しいアイテムのイメージが固まって来ました。
欲しいアイテムの要点を書き出してみます。
①風の裏表で使えるようどうにかもっと早くジグを落としたい。
②シーライドのように横向きの姿勢を長く維持したい。
③ボトムから斜め上方向に浮き上がってくる際にショートジャークで水中ドックウォークをするように首を左右に振ってダートさせたい。
④ここ一番のシャクリではしっかりとキレのあるダートさせたい。
⑤ジャークとジャークの間は細かいロールをしながらフォールをさせたい。
イメージは横引きでボトムからシンペンやミノーをジャークしながら浮き上がらせてくるようなイメージ。
そんなイメージを形にしようと試行錯誤。

支点をいじってみたり。ヘッドを細くしてみたり。

館山港が近いのである程度形が出来たらここで試行錯誤。
そんなこんなを続けるうちに結果として“シーライドのロングバージョン”となり、あるバランスが取れた瞬間、劇的に理想の動きに近付きました。
さぁこの理想に近い動きがどこまで魚に好かれるのか?
これをザッと試すため魚の多いと思われる九州は長崎県平戸でのテストに至ったのが今回の遠征の経緯です。
さて、実釣です。

今回お世話になったのは去年と同じ一栄丸さん。
1日目は時化模様でしたが船長にどうにかお願いと頼み込んで午後出船。
(船長ありがとうございました。)
まずはジグのテスト前に。。。



『おかしい?動かし方のコツがこうで。。。』 っと言いながらも村岡のキャスト3連発。
お次は魚礁回りのジギングタイム。

今回は特別に同行してくれた片山課長がいきなり魅せる。

ジギングではトロフィーサイズの14Kg
シーライドロングはフォールスピードもしっかり出ていてボトムの攻略も思っていた以上にストレスフリー。

狙って根魚を出すことも出来る。
テスターさんにもしっかりと使ってもらいました。

長崎のテスターゆうすけくんも使いやすいとの事でヤズGET。

私も一応、ヤズGET。

村岡はヒラマサ。

片山課長も綺麗なジャーキングでヒラマサ。

ゆうすけくんもシーライドロングでヒラマサ。

上物も底物もしっかりと口を使ってくれており、水深80mまでの状況では垂直方向の動きも思ってた以上に出ていたので使いやすさも充分に保持できていると思われます。
これで1日目は終わり。
2日目に続きます。