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房総で勝負出来るルアー!

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吉澤です。


いよいよGACHIPEN160(ガチペン160)が発売となります。
早い所で今週中には店頭へ並び出す見込みです。


是非、お買い求めください。



ガチペン160開発の記録と製品案内はコチラをご覧下さい。



今回はガチペン160開発のきっかけについて書いてみようと思います。


ガチペン160開発のきっかけを一言で言うと、とてもシンプルです。


ホームグラウンドである南房・外房で釣り抜く、乗り合いの同船者にも釣り負けないダイビングペンシルを作る!


この一言に尽きるのですが、こと南房においては釣り場を作るという所から全てがスタートしていた気がします。


BlueBlueを設立したのが東日本大震災のあった年2011年。

翌年の2012年の10月には館山オフィスを開設。

2013年の秋頃からの館山布良港の松栄丸とタッグを組んで南房のルアー乗り合いを模索していました。


中深海を探ってみたり、青物を探してみたり。

この地域の釣りモノとしてお客さんに楽しんでもらうのはどうしたら良いのかを悩みながら開拓を続けていました。(これは今もずっと続く永遠のテーマでもあります。)

2014年春



今思えばなんでこの1本を出すのにここまで時間がかかったのだろうと思える程、取るまでに時間が掛かった1本のヒラマサ。



青物釣りにお客さんに来てもらうにはまずは釣果を見せないといけない。

そんな思いからやっきになってひねり出した1本のヒラマサから南房布良沖の青物ルアー乗り合いが本格的にスタートしたような気がしました。


まずは釣果を出してお客さんに来て頂く。


自分のメーカーのルアーがどうだとか、そういうのはまだまだ先でいい、南房を館山を盛り上げる事が必ずBlueBlueにも返ってくる。

そう思ってひたすら沖に出ている時間を過ごしてきました。


そして、自分の経験値もまだまだ足りないからとりあえず『釣る』という事からスタートしました。


仲間にもトップで釣ってもらったり


ジギングでワラサがいっぱい釣れたりとお客さんの集まりも徐々に良くなり、関東の青物フィールドとして『布良(めら)』という選択枠が生まれたかと思います。


2015年 布良沖で釣った15kgオーバーのヒラマサ。


館山でもこんな魚を出すことが出来る!


南房の可能性を多くの釣り人に感じてもらえる1本だったかと思います。


それでも自分の腕はまだまだ未熟。


道具を作る前に自分の経験を上げないと見るべき要点も掴めないし、ただの奇をてらっただけの商品作りになってしまう。

それはお客様のためにもならないし、自分達のためにもならないでしょう。

ましてやなんのイノベーションもない、本質を理解せずにパ○っただけのようなルアーを作るなんてのはもっての他です。


まずはモノを作る前にレベルを上げる。



九州で数を釣ってヒラマサという魚に少しでも近づいていく。



先に発売したガチペン200の開発をスタートする前とう事もありレベル上げに勤しんでいた時期でもありました。



ニュージーランドにヒラマサを釣りにいってみたりもしましたがこれはルアーがどうのこうのというよりも資源管理の大切さを知った遠征でもありました。



釣り場を作る。

自分のレベルを上げる。


この2つを続けていくと作りたいモノの構想が生まれ、そこからルアー作り、ガチペン160の試作に入っていきました。



それでも試作開始からすぐにルアーが出来上がるわけではなく、ひたすらトライ&エラーの繰り返しでした。


開発コンセプトをしっかりと定義する。

定義したコンセプトを形にする。

そのルアーはまず釣れるのか?

使いやすいのか?

他のルアーに釣り勝てるのか?

投げててワクワクするのか?


きっと他の開発者もこのような言葉といつも戦っているのだと思いますが自分の主戦場となる外房・南房で釣り負けないルアーを作るが最大のテーマです。


もっと、もっと魚を釣りたい!


レベルが上がってきた!っと思ったらまだまだ未熟だという事を痛感する。
常にそれの繰り返しですが、少しずつ前に進みます。


もちろん一人よがりの開発ではダメでオフィシャルアングラーの協力を得たり、並行して外房に通い釣りの上手い人を観察しつつ釣りを高めていきました。


正直な話、いちばん為になったのは山正丸の女将と釣りをしてる時間でした。

人が釣れない時に胴の間からひょいと投げて釣ってみせてくれる。(もちろんお客さんが少ない時だし、ミヨシ、トモなど釣り易い釣り座でもない。)

それは自分の魚を釣られたとかそういう事ではなく、ポイントにルアーが届いていない、スピード、アクションなど引き方があっていないと出ない魚が沢山いる。そして、自分には出せていないだけと痛感する、とても良い時間でした。




そんな思いもあって外房で結果を出すのはちょっとしたお披露目会的な意味もあったりするのです。



デカイ魚じゃなくても『あの流れの中でこの船座でも掛ける事が出来た1本』は自信となる魚です。

竿やリールはいっぱい魚が釣れる海でのテストが大事。
ルアーは厳しい状況でもどれだけ魚を引き出せるかのテストが大事。
そう思っています。


そして量産を決断するのはホームグラウンドの布良と決めていました。










この日は同船者と合わせて船中7本のヒラマサのうち6本をガチペン160でキャッチ。

狙い通りに引けて、狙い通りに食わせられるルアー、房総で勝負出来るルアーに仕上げた所で開発を終了としました。


是非、房総の青物ゲームに出かける際はガチペン160を使ってみてください。


以前のブログにも書きましたが改めて商品紹介、特徴解説をさせていただきます。

GACHIPEN(ガチペン)160 


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全9色 希望小売価格3,200円(税別)

何度でも書きます!

特徴解説
▶アンダーハンドキャストでも安定した飛距離!
→外房の基本はアンダーハンドキャスト、アンダーハンドキャストで飛ばせないとまず勝負になりません。
アンダーハンドキャストでも投げやすい大きさ、ウエイトにしたと共に初速のブレやすいアンダーハンドキャストという投法でもブレずに飛ばせます。

▶開いた口がたっぷり空気をまとって水中にダイブ!
→泡を引きやすいのと口が水を掴む事で波動を出すようなアクションが出しやすいです。この口、じつは魚が出た時の乗りやすさにも一役かってます。

▶遊動式のウェイトにより、不規則なS字軌道でダイブ!
→Blooowin!、SNECONとBlueBlueルアーのキモとなるS字軌道アクションはガチペンにも搭載されています。ロングジャークで引く場合、より特徴が生きてきます。

▶遊動ウェイトによるガタゴトサウンドで魚を狂わせる。
→音も波動の1つです。水の中で魚に気づいてもらう1つのスパイスとなります。

▶安心の貫通ワイヤー採用
→大型魚でも安心です。


仕様
[全長]160mm
[重さ]53g
[推奨フック]
オーナー/カルティバSTX-58 #2/0
スタジオオーシャンマークOceanTWIN BBS88-3/0-05
[推奨リング] #8



状況・アクション別の推奨フックセッティングについて

推奨フックセッティングとして記載しているSTX-58 2/0、 BBS88-3/0-05 リング#8(フロントリア共通)は1つの基準です。
この基準を出した時の海況は潮波が出ている時、風で小波が出ている時などベタ凪ぎでもなく、大時化でもないような状況です。

まずはこのフックセッティングで使って頂きたいのですが、海況や狙いのアクション事にオススメするフックセッティングがあります。


ベタ凪や極端に波高が大きい時のフックセッティング
ベタ凪や極端に波高が大きい時はミスダイブが起こりやすい傾向があります。ミスダイブを1回しただけで食わなくなるなんて事も誘い出しの釣りではありますので、こういった場合は水中にしっかりとルアーを入れ込みやすいフックを少し重ためのセッティングにして使ってみてください。

その場合、1段階重いフックであるST-X68やがまかつXHシリーズ、STX-58 3/0などを使用するとミスダイブもなくなり、ダイビングアクションが容易に出来るようになります。


ロングジャークで使用する場合や力強い入力のショートジャークで誘う場合
ロングジャークやショートジャークでも波動をしっかりと出すような力強いアクションで誘った方が魚が出る場合。
極端ですがテールをST-X68 3/0でフロントを 58の2/0になど前後のフック重量に差を付けテールを重くするとアクションが安定します。波動を意識したショートジャークアクションは春の外房でも大活躍でした。リアのリングを#9にするなど重量を調整してみてください。


ちなみにフックセッティングを出す際に使用したのリングはオーナー針のハイパーワイヤーを使ってます。

強度アップモデルのウルトラワイヤーやスタジオオーシャンマーク社のOGMトラックスプリットリングなどは同一番手表記でも重量がアップしますので強度アップだけでなくチューニング用としても持っていることをオススメします。


ドックウォークで使う場合
ガチペンを殆ど水中には入れず、ドックウォークアクションで誘った方が魚から反応が得られる場合があります。
その場合は軽いフックを使用する事で頭の振り幅も大きく、潜りにくくなります。そのためSTX-58の1/0など推奨フックよりも軽めのフックを前後につけてみてください。





キハダ・カツオと量産モデルを仕上げてからヒラマサ以外の魚の釣果も出ました。

これらの魚を出したアクションは全てポッピングのようにダイブアクションとステイをしっかりと取ったアクションに飛び出してきた魚です。

このアクションをする時にオススメなのがフロントフックだけを3/0にアップしたり、リア、フロント両方のフックを3/0にアップするとダイブ&ステイアクションが綺麗に出ますのでオススメです。



オフショアのネタばかりとなっておりますが、ショアでも結果でてます!





アンダーハンドキャストで初速がブレないルアーは横風耐性も強いルアーです。

是非、ロックショアアングラーの方にも使っていただきたいのがガチペン160です。


最後にダイビングペンシルは引き方1つで釣果が変わる場合がありますのでもし引き方のバリエーションを沢山持つ、練習することは大切です。


来週開催予定の青物ジギング・キャスティング釣行会でも引き方、投げ方が判らない方は気軽に聞いて頂ければ幸いです。



改めましてガチペン160を宜しくおねがいします。

BlueBlue 吉澤


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